まごころのつぼみ(5)

いつもありがとうございます。

9月に入り、突然涼しくなりました。長い雨も続き体調を崩していらっしゃいませんか?

さて、今日あったことです。

ひどく納得したので、また独り言を・・・・・(笑)

仕事は出来るし頑張り屋のスタッフMさんがいつものように若手スタッフRさんのことを業務終了後、こう言いました。

『靴を反対に履かせるんよ。気をつけて(苦笑)』

別に今日のことだけではなく、結構あることなので、それほど気に留めることもなかった(そういったことではいけないが)。

別のことで、買い物の話しになった。

『社長、ゼリーがありません。買ってきてくださいよ。』スタッフYさんが僕に言った。

『わかりました。ついでがあるので買ってきますよ!』と応えると、Mさんがすかさず、『明日でいいんじゃない。まだありますから』

それから、MさんとYさんで少し話があったが、結局買い物は明日でよいということになった。

帰宅してから、何故かそのことが思い出され、ハッとした。

『Mさんは仕事を頼む時や任せるときは相手のことを良く観察し、出来るように環境を整え、やることを整理し、しっかり言って聞かせ、そして任せる。その上で足りなければしっかり注意する。』・・・・そういう事だったんだ。

だからMさんは結構人にうるさく言うように感じられてしまうんだ。

ん、と言うことはRさんに任せない!業務があるのも、Rさんが出来ないから!ではなく、任せる準備が整っていないから!ということなのかな。

これまで、少々口うるさく、他人に厳しいと思われていたスタッフMさんのことが、ほんとうのまごころ持ちだと感じた。

と、同時に私も、

自分の負担を軽くするため、仕事を任せると言うなような、任せ方ではなく、Mさんのように、環境を整え、しっかりとポイントを説明し、出来るように、任せてあげ、決してほっとかない。

そのようにしなければいけないと思いました。

身近な、それでいて、なかなか分からなかったスタッフMさんのまごころに感謝でした。

ありがとうございます。

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『まごころのつぼみ』は、介護と言う仕事は、スキルよりもメンタル!と思っている私がず~っとあたためていた『スタッフと利用者さん、あるいは利用者さんと利用者さん、もしくはスタッフとスタッフなどの心の通い合う様子をどんどん公開していきたい』という思いを形にしたものです。

不定期ですが出して行きたいと思います。

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