利用者Mさん

いつもありがとうございます。

さて、今月初めおおよそ3年間関わらせて頂いた利用者Mさんがグループホームへ入所されました。

まずは、Mさんの今後のお幸せをお祈りします。

最後の利用日となった日、ご家族より突然のお電話があり『来週からグループホームへ入ることになりました。ですので今日が最後になります。色々ありがとうございました』とのことでした。

利用者Mさんは幼い頃より障害があり精神的に不安定な方でした。

ハイテンションな時は誰彼構わず話しまくり、落ち込んだときは全然動かず、こちらが寝ているのかと間違えるほど・・・。

そんなMさんは私にとって、言うべき時は言う!という初めての接し方をした忘れられない利用者さんになりそうです。

Mさんにとってもっと良い方法が、いや、方向性がなかったのかと思い悩む反面、ご家族の気持ちを考えるとこれはこれで仕方のない結末なのだ、と自分自身を納得させています。

結局のところ、もっと良い方法がないかと口では言いながら、必要以上に口を出し嫌われることを逃げる私の姿勢への自己反省なのでした。

人生の最終コーナーを回ったお年寄りに接する仕事をしている以上、責任感とそしてやさしい”まごころ”を持って頑張って行きたいと思います。

ありがとうございました。

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