吉島地区多職種連携会議

2014年6月23日 月曜日

21日(土)は居宅介護支援事業所ケアマネージャーとして「吉島地区多職種連携会議」に参加してきました。

超高齢社会の到来に伴い、住み慣れた場所での暮らしを地域で支えると言うテーマのもと、医師や福祉関係者、介護関係者などが集まりました。

普段、中々顔を合わせられないような医療関係者も多く、敷居が高いのですが、こういう場で会うことによって、普通の方であることが分かり(失礼、笑)大変有意義でした。

介護とは寄り添うこと

2013年10月18日 金曜日

先日、農業の話を聞きました。

それによると農業とは『自己再生可能な自然エネルギーへの参加』なのだそうです。

ひるがえって、介護はと言いますと、私なりにこう思いました。

介護とは、加齢や病気、事故などによって低下するADL,つまり出来ていた事が出来なくなる、ことをコントロールし、補うことではなく、大きな流れに参加していくこと!なのではないか・・・・

例えば、脳梗塞によって麻痺が残り車椅子生活を余儀なくさせられたお年寄りに、私達の視点で出来ないこと=つまり歩けないことをコントロールし、歩けるようになる、もしくは歩けるのと遜色なく生活できるよう介助することが介護と思っていたが

そうではなく、本人の人生の流れの中で、年々歳を取って行く時間の流れの中で、車椅子であることをどのように捕らえ、どのように昇華していくか。

人によっては、当然歩けるようにリハビリを頑張りたい!と言うだろう。

また人によっては、仕方がないし、車椅子があれば何とか生活も出来るからよい!そんな方もいるだろう。

さらに、もうこのままでいい!歩けるようになることを考えるよりこの先の人生を車椅子人生を別の意味で充実させたい。そんな人もいるだろう。

そう思うと、人生は人それぞれ違うわけで、ただみんなゴールに向けて歩を進めていることに違いはない。

そういう中、介護はその人がその人らしく生きるのを寄り添いながら支える!その気持ちがとても大事だと思った。

農業だけでなく、人だって再生可能な自然エネルギーの一部だと考えれば、それを介護者がコントロールするなどと不毛なことを考えるよりもその人らしく生きられるよう寄り添っていくことこそが大事なのだと思いました。

まごころのつぼみ(6)

2013年9月28日 土曜日

大切なものを大切にするために、昨日はどんな行動を取りましたか?

介護サービスまごころでは、まごころが通じ合う介護!を大事にしています。トイレの介助や食事の介助、さらには入浴の介助やオムツの交換、それはすべて介護ですが、直接手が触れる介護のほかに心が触れ合う介護、それをまごころが通じる介護として、大事にしているわけです。

先日、入浴介助中の出来事です。

スタッフIさんがMさんの入浴が終わり、Tさんを脱衣室へご案内し、更衣した後シャワーキャリーへ座りなおして貰う際、『ちょっと待ってね、椅子がしっかり拭けてないから冷たいと思う。すぐ拭くね。』とのこと。

当たり前と言えば当たり前。ただ、その行為のバックボーンにまごころが通じ合っているわけです。

通じ合うと言うのはスタッフから利用者さんだけではなく、利用者さんからスタッフも当然含まれるわけで、まごころが通じ合うところにはとても良い雰囲気が生まれるわけです。

これこそが私たちが大事にしていることです。

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『まごころのつぼみ』は、介護と言う仕事は、スキルよりもメンタル!と思っている私がず~っとあたためていた『スタッフと利用者さん、あるいは利用者さんと利用者さん、もしくはスタッフとスタッフなどの心の通い合う様子をどんどん公開していきたい』という思いを形にしたものです。

不定期ですが出して行きたいと思います。

利用者Mさん

2013年9月21日 土曜日

いつもありがとうございます。

さて、今月初めおおよそ3年間関わらせて頂いた利用者Mさんがグループホームへ入所されました。

まずは、Mさんの今後のお幸せをお祈りします。

最後の利用日となった日、ご家族より突然のお電話があり『来週からグループホームへ入ることになりました。ですので今日が最後になります。色々ありがとうございました』とのことでした。

利用者Mさんは幼い頃より障害があり精神的に不安定な方でした。

ハイテンションな時は誰彼構わず話しまくり、落ち込んだときは全然動かず、こちらが寝ているのかと間違えるほど・・・。

そんなMさんは私にとって、言うべき時は言う!という初めての接し方をした忘れられない利用者さんになりそうです。

Mさんにとってもっと良い方法が、いや、方向性がなかったのかと思い悩む反面、ご家族の気持ちを考えるとこれはこれで仕方のない結末なのだ、と自分自身を納得させています。

結局のところ、もっと良い方法がないかと口では言いながら、必要以上に口を出し嫌われることを逃げる私の姿勢への自己反省なのでした。

人生の最終コーナーを回ったお年寄りに接する仕事をしている以上、責任感とそしてやさしい”まごころ”を持って頑張って行きたいと思います。

ありがとうございました。

ネットワークミーティング

2013年9月21日 土曜日

9月17日、広島市のデイサービスで構成されるネットワークミーティングでケアマネージャーの方に自事業所の紹介ができる会合が行われました。デイサービスセンターまごころとして、参加することが出来、プレゼンさせていただきました。

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まごころのつぼみ(5)

2013年9月4日 水曜日

いつもありがとうございます。

9月に入り、突然涼しくなりました。長い雨も続き体調を崩していらっしゃいませんか?

さて、今日あったことです。

ひどく納得したので、また独り言を・・・・・(笑)

仕事は出来るし頑張り屋のスタッフMさんがいつものように若手スタッフRさんのことを業務終了後、こう言いました。

『靴を反対に履かせるんよ。気をつけて(苦笑)』

別に今日のことだけではなく、結構あることなので、それほど気に留めることもなかった(そういったことではいけないが)。

別のことで、買い物の話しになった。

『社長、ゼリーがありません。買ってきてくださいよ。』スタッフYさんが僕に言った。

『わかりました。ついでがあるので買ってきますよ!』と応えると、Mさんがすかさず、『明日でいいんじゃない。まだありますから』

それから、MさんとYさんで少し話があったが、結局買い物は明日でよいということになった。

帰宅してから、何故かそのことが思い出され、ハッとした。

『Mさんは仕事を頼む時や任せるときは相手のことを良く観察し、出来るように環境を整え、やることを整理し、しっかり言って聞かせ、そして任せる。その上で足りなければしっかり注意する。』・・・・そういう事だったんだ。

だからMさんは結構人にうるさく言うように感じられてしまうんだ。

ん、と言うことはRさんに任せない!業務があるのも、Rさんが出来ないから!ではなく、任せる準備が整っていないから!ということなのかな。

これまで、少々口うるさく、他人に厳しいと思われていたスタッフMさんのことが、ほんとうのまごころ持ちだと感じた。

と、同時に私も、

自分の負担を軽くするため、仕事を任せると言うなような、任せ方ではなく、Mさんのように、環境を整え、しっかりとポイントを説明し、出来るように、任せてあげ、決してほっとかない。

そのようにしなければいけないと思いました。

身近な、それでいて、なかなか分からなかったスタッフMさんのまごころに感謝でした。

ありがとうございます。

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『まごころのつぼみ』は、介護と言う仕事は、スキルよりもメンタル!と思っている私がず~っとあたためていた『スタッフと利用者さん、あるいは利用者さんと利用者さん、もしくはスタッフとスタッフなどの心の通い合う様子をどんどん公開していきたい』という思いを形にしたものです。

不定期ですが出して行きたいと思います。

残暑お見舞い申し上げます

2013年8月13日 火曜日

昨日、、高知四万十市で41度という観測を始めてから最高気温を記録しました。

みなさま熱中症になっていらっしゃいませんか?

立秋を過ぎ、そろそろ涼しくなんてとんでもない。

まだまだ気温が上がっていく気配ですが水分補給をしっかりしてお互い暑い夏を乗り切りましょう。

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Hさんの娘さんからのお手紙

2012年7月22日 日曜日

とてもとってもお久しぶりです。

あまりのご無沙汰に、はじめまして!と言いたくなるくらいです。

まずは申し訳ありません。

今日はあんまり嬉しいことがあったのでアップします。

今年の春、特別養護老人ホームへ入所されたHさん。

あまり口数が多くなく静かなおばあちゃんでしたが、食欲の低下や意欲の減退などの理由で入所の運びになりました。

娘さんのお世話で一人暮らし(1,5人暮らし?)をされていましたが、これはもう無理かな、となった時、娘さんとは色々お話しました。

出来ることなら最後まで家で・・・・・

家での生活を選ばれるのなら精一杯デイサービスとしての協力はさせていただき・・・・・

世話をするほうはもう限界だし・・・・・

など、色々ありましたが

結局、まごころのスタッフの『今、入所された方が、本人さんと娘さん双方によろしいのではないでしょうか?』との一言が決定打になったようです。

正直、入所を勧めるのは寂しいし辛いものです。

慣れ親しんだ方を遠くへやってしまうこともさることながら、そのご家族の気持ちを時には傷つけてしまうかも知れないからです。

私は、苦しみました。

その後二ヶ月して、Hさんの娘さんからはがきが届きました。

入所してHさんが元気になったこと

娘さん自身入所してよかったと安心されたこと

そしてその助言を微力ながらさせていただいた私達に感謝のお言葉をいただきました。

本当に嬉しかったです。

今回はありがとうをいただける仕事が出来たのでは、と本当に嬉しく思い、感謝させて頂きます。

ありがとうございました。

まごころの売り

2012年1月18日 水曜日

いつもありがとうございます。

昨日、スタッフIさんと話した内容です。私自身、改めて気づかされたのでブログにアップさせて頂きました。

Iさん『うちの売りってなんですか?』

私『・・・・・・、それは、』(聞いてくてうれしな&何が聞きたいのかな?)

というようなやり取りから話した内容です。

(内容)

『まごころさんってどんなデイサービスですか?』、よく聞かれる質問です。

聞かれるのが本人ではなくケアマネージャーであったり、日頃お世話をされているご家族であったりするのだから仕方が無いのですが・・・。

それは介護をする側からの質問だと思うのです。

よく介護保険を説明するときに”本人が出来ないところをサービスを提供し代わってやってあげる”制度と聞きます。

これも介護をする側からの意見だと思います。

Aさん(仮称)は長い人生を歩んでこられ、人生の最終コーナーを回られました。

そこでAさんは長年使ってきた体が痛み、思ったように体が動かせず、なんだか頭もぼんやりとしています。

そりゃそうです、もうずっとがんばって走ってきたんですから。

その時に、痛いからもうやめたらという介護者、思ったように足が出ないからと台車に乗せ押してくれる介護者、頭がぼんやりするからと病院に行って薬を飲めという介護者、そんな介護者がAさんにとって嬉しいことなのか・・・・。

私がAさんだったら、大切な自分の人生を最後まで輝くものとするためにゴールまでたどり着けるか分からないけど、今の痛みや体の不調を共に哀しみ、共に励まして、共に受け入れてくれる、そんな介護者が嬉しいです。

ゴールなんて人それぞれです。

走るペースだって、走り方だって人それぞれです。

ただ、今を受け入れ、寄り添ってくれる、そんな介護者に私はなりたいと思います。

追記

そんなわたしたちのデイサービスですが、そういう”まごころを持った上”でプロとして様々なリハビリやレクリエーション等のプログラムを提供していきたいと思います。

心あってのプログラム。

かっこいいこと言って、まだまだ道半ばです。

あけましておめでとうございます

2012年1月4日 水曜日

みなさま、あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

今年は辰年!天に昇る竜のように・・・というと大げさすぎますが、まごころを心としてがんばっていきます。